食品リサイクル処理
日本ではまだ食べられるのに捨てられる食品、いわゆる「食品ロス(food loss)」が年間600万トンあるとされています。賞味期限に関する商習慣(3分の1ルール)の見直しや、陳列順ではなく棚の奥から取る消費行動の改善など まずは廃棄物にならないよう発生抑制に努めることが大事です。それでも不要になってしまった食品廃棄物は 焼却処理せずに堆肥化や飼料化することによって 環境負荷を減らすことができます。
食品廃棄物の堆肥化によるリサイクル
株式会社二見では今ニーズが高い食品リサイクルの施設を自社保有。
食品スーパーから廃棄される売れ残り野菜を中心に、回収から再生処理、堆肥の販売までを一貫して自社で行っております。
堆肥化施設の外観
堆肥化施設の工場内
食品リサイクル処理の流れ
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お店にて食品廃棄物を専用の容器入れて頂きます。
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リフト付の車両にて容器ごと回収し、リサイクルセンターに搬入します。
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お店ごとの食品廃棄物の重量を計量器にて量ります。
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昇降機により容器が処理機械の上部まで運ばれます。
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一番上までくると容器が逆さになり投入口へ食品廃棄物が入っていきます。副資材である米糠と微生物も投入します。
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ドラム式の釜の中で攪拌されながら 熱と微生物の力で分解処理されていきます。
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分解処理が終わると排出します。
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粒の大きさを整えるためふるいにかけます。
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15kg入袋に袋詰めした健やかファーム。
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大規模農家さんなど、500kg入のフレコンバッグで納品を希望される場合もあります。